「…地球がもし金でできていたら
人はたった一握りの泥のために命を落とすだろう」
この台詞が、実は映画『悪の花園』のゲーリー・クーパーの台詞だと知ったのは、かなり最近になってからだ。
生憎、この映画の方をレンタルすべくと探しているのだが、近所で見付からない。…購入しようか、やはり。
で、実際にこの台詞を聞いたのは、以前にも取り上げた、アニメの「宝島」にて。もうラストになる場面でのこの台詞は、死闘をあかした後で凄みと哀しさがあった。
こんな台詞を人物に吐かせるこの作品は、やはり凄いと今更に思う。
そう、この「宝島」が、この4月から、東京ムービーONLINEで配信されることとなった…!
つくづくいい時代だ、感涙、狂喜乱舞。
さすがに有料にてあるが、一話当たり多分に100円ほど。
御興味のある肩は是非にご覧在れ。こんなシビアでハードで、男を描いた作品が在ったことに驚嘆するに違いない。
東京ムービーONLINE
ハピネット・ピクチャーズ ロバート・ルイス・スティーブンソン(その他)出崎統(監督)清水マリ(出演・声の出演)若山弦蔵(出演・声の出演)家弓家正(出演・声の出演)滝口順平(出演・声の出演)前田敏子(出演・声の出演)黒沢良(出演・声の出演) 発売日:2006-09-29 おすすめ度:  |
ところで、同じ東京ムービーONLINEで「ガンバの冒険」も配信されているのを知った。
これも素晴らしい名作だったりする。
斎藤惇夫『冒険者たち ガンバと十五匹の仲間たち』が原作なのだが、いや、児童文学が原作だと侮ってはいけない。
可愛いねずみ達が、そのうち、無茶苦茶格好良く見えてくるから不思議だ。
この作品も、絶望をとことん描き上げていくところが凄い。
閑話休題だが、自分が、悪(あく)と言うイメージを持つ時、前出の「宝島」のシルバーは悪漢ではあるが、本当の悪と言うと、この「ガンバの冒険」のノロイのイメージだったりする。
余地のない悪と言うやつだ。それは何と強大で容赦なく、そして美しいものか。
……だから、某所で某だった時にイメージはこれだったと言うのは秘密の話である(笑/…なんのことやら)
ハピネット・ピクチャーズ 斎藤惇夫(その他)野沢雅子(出演・声の出演)水城蘭子(出演・声の出演)内海賢二(出演・声の出演)富山敬(出演・声の出演)島田彰(出演・声の出演)堀絢子(出演・声の出演)菊池紘子(出演・声の出演)大塚周夫(出演・声の出演) 発売日:2006-04-28 おすすめ度:   見応えありすぎ  ノロイがすごい!  尻尾が疼きやがるんだよ  テーマは平和、そして勇気、友情と実に満載です。  買いましょう、財布の中をカラッポにしてでもです |
posted by Rockwell at 04:51
| 東京 ☀
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