2009年02月24日(Tue)

第81回アカデミー賞、「おくりびと」が外国語映画賞に、「つみきのいえ」が短編アニメーション映画賞に輝く

滝田洋二郎監督、本木雅弘主演の「おくりびと」が、第81回アカデミー賞外国語映画賞に輝いた。
これは凄い。素直に目出度い。
日本のこう言った文化的側面が、世界に映像として認められたのは嬉しいことだ。
また更に、加藤久仁生監督の「つみきのいえ」が短編アニメーション映画賞に輝いた。
個人的にはこれがとても嬉しい。
もう何年も前になると思うが、この方の「或る旅人の日記」等を、Web上で見たことがあり、とても感嘆したのを覚えている。
懐かしく、どこかノスタルジックで心に染み入るような絵柄で、美しく綺麗に人の心の情景のように描かれていたアニメーションが、とても素晴らしかった。

なかなかと大変な御時世なので、人の心が、素直に染み入る何某かを求めてやまないのかもしれない。
「おくりびと」で、納棺師という仕事のあることを知ったが、身内や知人を失ったりしたことのある人でなくても、こう言った仕事がいかに尊いかと思うことだろう。

続きからは、いつもながらで詮無いが、個人的な事柄にて御容赦の程を。


  おくりびと/本木雅弘[DVD]
『年齢問わず、高給保証!実質労働時間わずか。旅のお手伝い。NKエージェント!!』求人広告を手に NKエージェントを訪れた主人公・大悟は、社長の佐々木から思いもよらない業務内容を告げられる。それは納棺(のうかん)、遺体を棺に納める仕事だった…。戸惑いながらも、妻の美香には冠婚葬祭関係=結婚式場の仕事と偽り、納棺師(のうかんし)の見習いとして働き出す大悟。美人だと思ったらニューハーフだった青年、幼い娘を残して亡くなった母親、沢山のキスマークで送り出される大往生のおじいちゃん…そこには、さまざまな境遇のお別れが待っていた…。


  2008年10月24日発売pieces of love Vol.1 つみきのいえ
ROBOT×若手クリエイターが仕掛ける、泣けて、切なくて、優しいショートストーリー「pieces of love」シリーズ!フランスのアニメフェスティバル・アヌシー国際アニメーション映画祭でアヌシー・クリスタル賞(最高賞グランプリ)を受賞、第81回米アカデミー賞短編アニメ賞受賞作品。海外でも高く評価される加藤久仁生×女優・長澤まさみのコラボで贈るハートウォーミングアニメーション。



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2008年07月10日(Thu)

手塚治虫氏の「MW」が映画化‥!

‥今年は本当に体調不良で絶不調にて。冷や汗ものだ;

そんな中‥‥と言うか、先月に記しておこうと思っていて、一ヶ月も後の情報で詮無いのだが。
あの、手塚治虫氏の「MW」が、玉木宏氏・山田孝之氏で映画化にて…!

ニュースを聞いた時に、それはもう驚いた。
手塚治虫氏の作品は、個人的にどれもとても好きだ。かなり年上の従兄弟殿がファンだったらしく、手塚治虫氏の古い本が山のように在って、それをガキの頃に読んできた己は、中でも「MW」は衝撃的で心に残る名作と思っていたりする。
最も好きな手塚作品やもしれん。
その「MW」が、なんと映画化と言うので、驚く驚く。

手塚治虫氏の作品は、例えば既にアニメ化も映画化もされている「ブラック・ジャック」一つをとっても、実は鋭い社会風刺が現されていて、なかなかそのままには映画化やアニメ化され難いものだ。
「MW」と言えば、更に残酷な描写や、なんと言っても同性愛的要素が強い。
そんなを本当に映画化するのか‥‥と、わくわく恐る恐るニュースなど見てみれば、どうやら同性愛的要素は省かれるらしく。
‥‥ちっ、残念 うーむ、もったいないような。
その部分がカットされると言うのは、だいぶに本筋が損なわれるようにも思っちまうが。

それにしても、こんなに社会が充分に猟奇的な御時世に、さらに上をいくような作品を映画化とは、それだけですごい気がする。
御存知の方は多かろうから、作品を説明するのは蛇足もいいところではあるが、とにかく、主人公の美青年が、猟奇的な犯罪者にて。
タイトルにもなっている「MW(ムウ)」と言う毒ガスによって、人間的な善の部分を無くしてしまったと言ってもいい、冷酷な殺人鬼だ。
その主人公の結城美智雄玉木宏氏が演じるようだ。
その主人公を止めようと思いつつ、引きずられてしまう神父の賀来裕太郎役は山田孝之氏にて。

自分自身、この作品は、とにかく手塚治虫氏の作品の中でも最も好きなものの一つなので、なんのかんのと言うてとても楽しみにて。


映画『MW』公式サイト


  手塚治虫漫画全集(301)

MW(ムウ)
「MW」を全世界にばらまくため、次々と罪を重ねてゆく男と、それを阻止しようとする神父。愛し合いながらも、彼らは闘わねばならない。作者には珍しいピカレスク物が大迫力で描ききられる。

息子を誘拐され、身代金を持ってきた中年男が、誘拐犯にアジトへと連れ去られてゆく。そこでは、中年男の息子はすでに殺されており、怒り心頭の中年男も殺害されてしまう。誘拐犯の名は結城美知夫、そして殺された中年男は、銀行員である彼の客だったのだ。その後、結城は教会へ立ち寄り懺悔をする。彼の話を聞く神父の賀来は、結城とは古い仲であり、結城に悪行をやめさせようとしてはいるが、悪魔的な結城の魅力の前に屈服させられてしまう。



 
 MW(ムウ)(2)

16年前の「MW」事件を告白しようと、日本新聞社を訪ねた賀来。彼はそこで社会部記者の青畑に会い、一部始終をぶちまける。青畑は賀来に協力を約束し、沖ノ真船島で調査を行なった結果、「MW」は現在東京近くの駐留軍基地にあることを突き止める。それを知って愕然とする賀来だったが、そこに「結城が倒れた」との知らせが入り、彼は教会を飛び出して結城の勤める銀行へ向かう。

posted by Rockwell at 15:04 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2008年02月25日(Mon)

「ライラの冒険 黄金の羅針盤」

3月1日に公開される映画「ライラの冒険 黄金の羅針盤」が面白そうだ。
…ぃゃ、羅針盤と言う航海用具の単語に引かれたのが正直なところだが。
TVなどでCMなども流れているが、なかなか迫力の在る美しい映像なような。
船に飛行船に、羅針盤等々、自分の好きなものがちりばめられていて、ちょっとわくわくするような。

原作は、イギリスの作家フィリップ・プルマンが書いた「ライラの冒険」と言う冒険ファンタジーの第一作「黄金の羅針盤」らしく。
パラレル・ワールドが舞台のファンタジーのようだ。
ここの世界では、人間の魂が‘ダイモン’と言う動物の精霊の形を取って、身体の外に存在するらしい。

で、この映画の公式サイトにいくと、我々も己のダイモンを教えてもらえる。
ちとサイトが重めで、20ばかりの質問に答えないといかんが……さて、自分のダイモンは、トラだった(笑)
御興味のある方は是非に、御自分のダイモンを知ってみると愉しく。

ライラの冒険 黄金の羅針盤


此方のダイモンは、この仔にて(笑)。名は‘Calista’らしく。
  http://www.goldencompassmovie.com/?1051096



 ライラの冒険黄金の羅針盤ムービー・ストーリーブック

オックスフォードのジョーダン学寮から、氷にとざされた北の国へ。凍てつく空を舞う魔女たち、よろいをつけた白クマの王国、そして身の毛もよだつ実験基地…。この色あざやかな1冊を手にとって、ページをめくってみてください。映画の中からぬけだした、数々の胸おどる場面とともに、『黄金の羅針盤』の世にも不思議な物語が、いきいきとよみがえってくることでしょう。さあ、ライラとその守護精霊パンにみちびかれ、冒険の旅にでかましょう。



 黄金の羅針盤(上巻)

両親を事故で亡くしたライラは、お転婆な11歳の女の子。そんな彼女のまわりで子供が連れ去られる事件が起きる。どうやら北極で子供たちが何らかの実験に使われているらしい。ライラと彼女の守護精霊は子供たちを助けるために、船上生活者ジプシャンに同行する。世界に6つしかない黄金の羅針盤を持って北極へと向かったライラだったが…。世界的ベストセラーの冒険ファンタジー。カーネギー賞、ガーディアン賞ほか、数々の賞に輝く。


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2007年03月19日(Mon)

「ハンニバル・ライジング」

とてもたくさんの映画を見ている訳で決して無いが、相応に映画を見てきたその中で、印象深い映画の一つは間違いなく自分にとっては、これだ──「羊たちの沈黙」
あの映画を最初に見た時の衝撃は凄まじかった。

息の詰まるサイコ・サスペンス。
若きFBI訓練生のクラリスの、あの賢さとトラウマの故にか残るあどけなさと立ち向かう強さを演じたジョディ・フォスターも素晴らしかった。
何よりやはり、アンソニー・ホプキンス演じるハニバル・レクター博士が凄い。
決して犯罪に対しては何を許せるものも全く無いが、エンターテインメントとして、あらゆる作品にあらゆる犯罪や悪が存在するわけだけれど、大抵のそれは、如何にも余地が在ってついぞ興醒める。
それは、犯罪を犯す者の哀しさを描いてもいるだろうが、却って犯罪を意味なく正当化している気になる……などと生意気を言ってみる。
だから、余地のない、人間の暗い部分を描いた作品に感嘆する。

さて、つい前置きが長くなっちまったが、そのレクター博士の幼少期−成年期を描いた作品が映画化される。
「ハンニバル・ライジング」にて。
GWだかに封切りされるらしい。
若きレクター博士に、ギャスパー・ウリエル。なかなかエキセントリックな感じが在って、如何に見せてくれるのか楽しみにて。

新レクター博士、早くも続編の話題が登場

ハンニバル・ライジング 2007年G.W ロードショー


ところで、アンソニー・ホプキンスの話に戻るが。
あれだけ凄い人格を演じるのだから、余程、役者として下調べや色々するのではないかと思ったら、アンソニー・ホプキンスは、台本を繊細にチェックするのみで、役柄へのリサーチなどしないと話に聞いた。
これはこれで凄い。
それであの狂気が演じられたと言うのは、凄い才能だと恐れ入った。ますますファンにて。


羊たちの沈黙<特別編>
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ジョディ・フォスター(アーティスト)ジョナサン・デミ(監督)アンソニー・ホプキンス(出演・声の出演)スコット・グレン(出演・声の出演)テッド・レビン(出演・声の出演)テッド・タリー(その他)
発売日:2007-01-26
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 サイコ・サスペンスの名作
おすすめ度5 視線の映画
おすすめ度5 羊たちの沈黙
おすすめ度5 名優の競演と確かな演出。
おすすめ度5 完成度の高い作品



posted by Rockwell at 12:28 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2007年02月08日(Thu)

蟲師

いよいよ、3月24日(土)から、「蟲師」の映画が公開されることとなった。
この作品は本当に多くの人に愛されていると、改めて思う。
この複雑で美しく異様な世界観を、どう現してくれるのかは今から楽しみだ。
実のところ、自分としては主役がオダギリジョーと聞いて、ついぞ楽しみ度が増したり。
彼の演技と言うのが純粋に好きだったりする。
夜中に放映していたアニメが、とにかく良い出来だったので、映画も是非にと思うところ。

蟲 師
映画「蟲師」オフィシャルサイト。2007年春ロードショー


Yahoo!ブログ - 映画「蟲師」公式ブログ〜蟲の知らせ


蟲師 (7)  アフタヌーンKC (404)
講談社
漆原 友紀(著)
発売日:2006-02-23
おすすめ度:4.5
おすすめ度5 和の調
おすすめ度5 歴史に残る偉大な作品
おすすめ度5 壮大にして密やかな物語の一篇
おすすめ度4 過不足無く満足
おすすめ度5 美しい☆



ところで、オダギリジョーと言えば、ドラマの「時効警察」が戻って来る。
TV朝日系で去年の初め名放映されていたのだが、これがとても面白かった。
時効が成立した事件を趣味で捜査すると言う、ある意味とんでもないストーリーなのだが、それを、存外にミステリーとしても面白く、加えて、オダギリジョーが他愛なく笑いに紛れさせてそこはかとない人情味を漂わせる、いい味を出していてとても楽しかった。
今年の四月から、また同じ枠にてスタートするようなので、こちらも今から楽しみにするところ。

テレビ朝日|時効警察

タグ:蟲師 映画
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2007年01月26日(Fri)

どろろ

映画の話続きにて。
自分が、最初に読んだコミックは「ジャングル大帝レオ」だと記憶している。
ガキの頃に数年住んだ、とある一の宮の宮前の伯母上の家にだいぶ年上の従兄弟殿が居て、彼からお借りしたのだと思った。
最初に読んでガキの自分が何をどう思ったのかは定かでは無いが、今も、手塚治虫の作品に触れるたびに大きな感銘を受けるのだから、ガキの自分の感動は大きなものだったのだろうと想像する。

さて、いよいよ「どろろ」が映像になった。映画が公開される。
手塚治虫の作品はどれも映像化してもらいたいものだが、これほど、映像化に対してどきどきわくわくするのも「どろろ」ならではではないかと思う。
実は、さすがにアニメは見ていないが、コミックの方は好きで何度かも読んだ。

主人公の百鬼丸は、天下を取りたい父親に生まれる前に既に、身体の48カ所を魔物に贄として奪われている。
生まれても異形として捨てられてしまうわけだが、医者に拾われて、失われた部分を義手やら補ってもらい、そして、自分の失われた部分を取り戻すべく旅をするわけだ。
自分の身体を持つ妖怪を倒すたびに、その己の部分が戻るわけである。
補われている身体は、武器やらが仕込まれているのが、取り戻すたびに、普通の人間になっていく。
そのあたりが、手塚治虫らしい深いヒューマニズムの現れと言えるだろうか。

映画は、百鬼丸に妻夫木聡、百鬼丸の道行きを共にするどろろに柴咲コウと、絵面的にもかなり面白い。
どのように描かれるのか今から楽しみにするところにて。

どろろ(映画公式サイト)


どろろ〈上〉
朝日新聞社
手塚 治虫(著)NAKA雅MURA(著)
発売日:2006-12
おすすめ度:4.5
おすすめ度5 この内容だと映画はあたり
おすすめ度5 どろろ
おすすめ度5 これぞ、伝奇小説、、という面白さ
おすすめ度3 なかなか楽しめます


どろろ (第1巻)
秋田書店
手塚 治虫(著)
発売日:1974-09
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 手塚アニメでは異色なキャラクター
おすすめ度5 魅力的な登場人物たち
おすすめ度5 目で見えないものを心の目で感じる
おすすめ度4 人は1人では生きていけない

posted by Rockwell at 02:03 | 東京 ☀ | Comment(1) | TrackBack(0) | 映画

2007年01月24日(Wed)

マリー・アントワネット

マリー・アントワネットと言えば、自分もコミックや宝塚で、「ベルサイユのばら」にて多く親しんだ。
が、個人的なことで何だが、実は「ベルサイユのばら」よりも先に読んだのが、どうもシュテファン・ツバイク著の「悲しみの王妃」だったと言うことを、最近になって何気無く思い出した。
書籍を多くお持ちの、伯母上だか従姉妹殿だかに頂いた本を、そう言えば読んでいたな…と。

…ぃゃ、大好きな方と話をしていて、何の脈絡も無く思い出したあたり、妙と言うか何と言うか。

子供向けの本ではあったが子供心にも、綺麗な挿絵と、込み入った歴史をマリー・アントワネットの視点ながら、細やかにかつ分かりやすく描かれていたのがとても印象的だったのだと思う。
その本を読んだので、歴史もとみに好いて、更に「ベルサイユのばら」も読んで、フランス革命は相応に詳しくなって、学生時代の世界史はそこそこに良い点も取った…とか取らなかったとか…

この度、ソフィア・コッポラの監督の手によって、絢爛豪華で哀しいこの王妃の物語が映画化されたらしく。
マリー・アントワネットには、キルスティン・ダンスト。
ヴェルサイユ宮殿で3ケ月間のロケを行ったと聞くから、それだけでも愉しみに出来ると言うものだ。
何せソフィア・コッポラなれば、映像も音楽も大胆なものにてあろう。特に、こうして王妃と言う、一人の女性に視点を当てて描かれるのであれば、その大いなる一人の女性の描き方がかなり愉しみに出来る。

映画の公式サイトも、大変に煌びやかで映像が既に愉しく。
この華やかな映像だからこそ、その後悲劇を孕んでいることが思われて緊迫感が感じられるような。

因みに、この映画にても強調されるらしい、ヴェルサイユ宮殿を造ったルイ14世によって確立された、王家の人間の全てが白日の下に……と言うか、生活から何から全て厳格に定められてプライバシーがまったく無いと言う生活は、まぁ、欧州ならずとも王家などはそんなふうに定められたところは多いらしく。
新婚初夜が観衆の元と言うのも、王家の婚姻が多くが政略結婚ならば致し方無いとも言える……が、無論、自分は御免のような…

この映画にて様々に絢爛豪華な様相が繰り広げられるらしいが、スイーツの凄さも必見かな。

映画『マリー・アントワネット』公式ホームページ
14歳で結婚、18歳で即位、豪華なヴェルサイユに暮らす孤独な王妃の物語


悲しみの王妃
偕成社
発売日:1990-01
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 マリーアントワネット

posted by Rockwell at 03:56 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2006年04月27日(Thu)

「デスノート」実写化

原作の在る、例えばコミックなどをアニメ化するのはとても難しいことと思う。
それを実写化するとなれば尚更だろう。
で、くだんのベストセラー・コミックが、本当に映画化されるわけである。

自分にては、ちょうど週刊誌やらから遠離っていた時期に始まった作品で、昨今、…ぁー、好きな人の好きと仰せの別作品を読みたくて、週刊誌に戻って来てから読むに追いついた次第では在るが、何と言うか、こんな難しくてある意味反社会的な作品が、こうして少年誌に掲載されるのか、と妙に感動すらしたのが正直なところだったり。
いや、相応に好きな作品で、エルのファンにて(笑)
この十分な禁忌を含んだ作品だからこそ、熱狂的にファンに指示されるのだろうことはよく理解できる。
中国だかにて、デスノートなるグッズが子供の間に流行って社会問題になったりしたのも、この作品ならではのように思う。


DEATH NOTE -デスノート-



DEATH NOTE (1)
集英社
発売日:2004-04-02


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posted by Rockwell at 04:00 | 東京 ☁ | Comment(1) | TrackBack(0) | 映画

2006年04月22日(Sat)

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト

とにかく、妙に涙腺が脆い故で(…我ながら言い訳としてもくどい…)、映画など端的に愉しめるものを選んじまうわけで、何せSFやアドベンチャーやミステリーが多くなる。
そして、妙に気に入った作品となるのものの中で、ジョニー・デップ主演のものが多いやもしれん。
「ナインスゲート」「スリーピー・ホロウ」「フロム・ヘル」など、複雑な舞台設定裡に在って、独特な雰囲気醸すが本当に上手い俳優だと思う。
特にやはり「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」は面白かった…!
個人的にも大好きな時代設定の上で、嬉しくなる程帆船が出て来て、海の男達の様々がたくさん味わえ、自分の気に入りの映画の一つだったりする。

で、今年の夏、ついに第二弾が上映される。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」だ。
…そして、その前売り鑑賞券として、1万個限定で日本でしか手に入らないお宝ボックスが発売される。
観賞券と主要キャラクター4体のフィギュアのセットらしく…!

“海賊デップ”付き映画観賞券


……素直に欲しかったりする。
フィギュアの趣味はあまり無かったのだが、元より帆船模型など好むも在れば……ぃや、言い訳だな、素直に欲しかったり…(汗)
キャプテン・ジャック・スパロウの命、ブラックパール号の帆船模型キットとか、発売してくれないかな…と、真面目に願う今日この頃。


パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト



パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち コレクターズ・エディション
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
ジョニー・デップ(アーティスト)ゴア・ヴァービンスキー(監督)オーランド・ブルーム(出演・声の出演)キーラ・ナイトレイ(出演・声の出演)ジェフリー・ラッシュ(出演・声の出演)ジョナサン・プライス(出演・声の出演)テッド・エリオット(その他)テリー・ロッシオ(その他)ジェリー・ブラッカイマー(プロデュース)
発売日:2005-12-21
おすすめ度:5
おすすめ度5 想像以上!

posted by Rockwell at 14:01 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2006年04月06日(Thu)

「エスケープ・フロム・L.A.」/「ニューヨーク1997」

先日も記したが、ついぞ妙に涙腺が脆い故で、とにかく映画などは端的に愉しめるものを選ぶきらいがある。
SFやアドベンチャーやミステリー等。
…それでも不覚にも感動するわけだが。
無論、泣ける作品と言うのは、大いなる感動を運んでくれるわけでそれはそれで大層に嬉しく。
…ただ、次回に見る時に凄まじい心構えが必要になるわけである。

そんな中、文句なしに何度も見てしまう作品と言うものもある。
手放しで自分自身が楽しいと言う作品なわけだな。
自分が手放しで……と言うわけだから、これがちと、癖があるやもしれん。

で、昨日だったか、TV東京でまた放映して下さったので、つい録画してまで
また見たものがある。
「エスケープ・フロム・L.A.」、ジョン・カーペンター監督による近未来SFアクション映画である。
これは、「ニューヨーク1997」の続編で、このどちらも、放映されるたびについ見ちまう(笑)

ニューヨーク1997
ビデオメーカー
カート・ラッセル(アーティスト)リー・ヴァン・クリーフ(出演・声の出演)アイザック・ヘイズ(出演・声の出演)ドナルド・プレザンス(出演・声の出演)エイドリアン・バーボー(出演・声の出演)ジョン・カーペンター(監督)
発売日:2001-07-27
おすすめ度:4.25
おすすめ度5 時代を感じさせる映像でも、ハラハラどきどき
おすすめ度5 最高のB級SFアクション(※誉めてます)
おすすめ度5 DVD版とVHS版について。
おすすめ度3 惜しい。
おすすめ度5 アイデアが最高
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posted by Rockwell at 18:28 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2006年03月25日(Sat)

『ククーシュカ』 ラップランドの妖精

…何と言うか情けないことに妙に涙もろい……ような。
いや、仕事上やら公的な時には、それこそ可愛げも無いほどで、泣くなんぞとんでも無いほどに、どちらかと言えば鉄面皮ではなかろうかと、要らん自負持つ程かな。
……併し、異様に端的に、TVやら映像やら小説やらで、情けないくらい……ついぞぼろ泣きするも在るようで。
泣ける系の映画なんぞ、間違っても人と見になんぞ行かれん。
特に、子供が出てくるもの、動物が主人公のもの、そして、戦争が題材なもの。
これ等は、絶対に見られん。

自分の最も好きな映画の一つに、『ディア・ハンター』がある。
凄く感動した。
自分の中で最高傑作と思うが……あまりに切なくて、思い出すだけで泣けるので……二度と見ないのではないかと思われる…(汗)

さて、今日から上映される映画がある。
『ククーシュカ』
おお…! なんと、自分の好きな方にて好きな土地となった、ラップランドの話ではないか。
……と、予告など垣間見て……こ、これは、と焦って呻くところ。


ククーシュカ ラップランドの妖精
3/25(土)より、渋谷シネ・アミューズほかにてロードショー


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posted by Rockwell at 14:09 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画




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