ツアーとかでは無かったので、知人等と共にかなり自由で……ぁー、無茶な旅をしたわけだが。
カシミールに居る間と、その後、アーグラやジャイプールを回っている間は、カシミールでの現地のガイド殿方が付いていて下さったのだが、帰り間際の数日をデリーで過ごしている間は、ガイドも無く、買い物やら何やら、無論、ほぼ自分達で対応した。
まぁ、何処にても同じだが(無論、自国内であっても)、自分がしっかりとしていて、尚かつ焦らずのんびりとした心持ちで居れば、インドの買い物なれば、そうおどおどすることもなかったように思う。
さて、インドでの買い物では、値札などは、ほぼインドの通貨のルピーで書かれていたと思った。
米ドルも通用したりしていたので、米ドルのレートなども大抵の店できちんと書かれていたかな。
で、買い物する時に、自分でよく考えるために、ルピーをドルに換算し、それを更に円に換算して確認していた。
…因みに、自己申告ではどうにもならんが、それでも自分は、計算などは強い方…だと思っている。
その上で、間違いの無いようにと、電卓片手に買い物していた。
だがしかし…! インドの方々の計算の速いこと早いこと!
サリーを着たナイスバディ(死語か)の素晴らしく美人な女性が、電卓叩いている此方を見て、遅いわね…ふっ、と言わんばかりに(…ぃゃ、無論笑われたりなぞしないが)、あっと言う間に暗算で計算して教えて下さる。
こちらが電卓たたくより早い…!

最近、インドの算数の話題など多くなって、そんな記事など読むと、ううむうむ、そうだった…と、インドでの買い物のことを思い出したりする。
自分も、20×20の九九なら覚えようかと真面目に思う昨今。
思い出した旅のことも兼ねて、借り物だがタージ・マハルの写真など貼っておいてみる。
ところで、この記事を書いていたら、ニュースでちょうど、インドで初の女性大統領が誕生したと入ってきた。
大統領選の結果、プラティバ・パティルが当選なさったらしい。
これはとても素晴らしい…!
インドはITのみならず、こうして日本より進んでいくようにも思える。
インドでは、日本人だと知ると本当に親切にして頂いた。
肩を並べていられるようでありたい。
晋遊舎 中村 亨(著) 発売日:2007-03 ![]() ![]() |